2008年 10月 22日
中屋ラーメン@諸岡
普段使いのいいラーメン屋とは、
・そこそこ味が安定している。
・並んばないと食べれないほど混んでない。
・大きな駐車場がある。
・安い(1杯500円前後)
・自分の生活行動範囲内にある。
中屋ラーメンは僕にとって間違いなく普段使いのいいラーメン屋なわけです。
ラーメン業界なぜか水曜日定休日という店が多く(勝手にブラックウェンズデーと呼んでいる)、中屋に到着するまでドキドキしていたが駐車場に車が見えてホッとした。12時過ぎで店内は満席だったが運よく出ていく3人組あり。カウンターの一番隅っこの折れた部分に座る。厨房とお客さんが一望できるプレミアシート。ちょっと陰のある女将がやってる小料理屋なら間違いなく常連の一人客が陣取り、女将と男女を演じているような特別席である。なんだか嬉しい。中屋ラーメンはもやしラーメンが美味いがラーメン大盛りカタ。実を言うと初めてラーメン屋で大盛りを頼んだ。博多の細麺は大盛りを食べきるまでの時間に麺が耐えきれずのびてしまう、だからデフォルトの麺の量で足りなければ替え玉をすればよい。という信念があったがここはあえて大盛りにしてみた。
どんぶりはやはり通常より大きめ。麺がデフォの2倍入っていると考えてもスープの量は多いような気がする。あっさりしているがコクのあるスープにストレートの細麺、かなり薄めに切られたチャーシューに青ネギ。チャーシューが少し冷蔵庫臭いのはご愛敬。特筆するほどの個性はない。しかしこれこそ基本に忠実な証なりか、往年の貫禄のような凄みを感じる。This is the 博多ラーメン!観光客が来るようなラーメン屋ではない、地元密着型のラーメン屋。博多ラーメンと聞いて一風堂を思い浮かべる人に食べさせてあげたい。こういうのが博多のラーメンなんです。
食ってる時もひっきりなしに客が入ってくる。営業中のサラリーマンや建設現場の作業服のお兄ちゃんや家族連れとか様々。地元密着型で愛されてんだろうなーと思いながら完食。こういう店はなくなってほしくない。
ごちそうさまでした。
by cafeh | 2008-10-22 13:32 | 福岡市 博多区