2010年 02月 17日
一壺天@筑紫野
□寡黙な大将が覗く釜の先には別世界があるのだろうか
一壺天@筑紫野天山
福岡市内から旧三号線(県道112号線)をまっすぐ夜須町方面へ走ると、一壺天はある。休みの日が多く、土日はお休みで、たまに長期に渡りお休みされる事があったりと、なかなか食べる事が出来ないのです。久しぶりの訪問となりましたが350円から400円へ値上げされていました。ラーメンをカタで頼み大将の前に座る。相変わらず福岡トップクラスの無愛想っぷりで頼もしい。絵に描いたような職人っぷりでこちらの注文などにも僅かにうなずく程度。飲食店の接客として見れば賛否両論あるだろうが、接客の定石の様なものがあるのならソレがあてはまらないのがラーメン屋の接客。ラーメン屋にはラーメン屋の空気感と言う物があるような気がするとです。間違っても“よろこんで~!”等と言われたくない。
ラーメン 400円
相変わらず一口目の印象は悪い、毎回思うのだがどこか粉っぽいのだ。しかしジワジワ追い上げる後追い型スープは無骨で飾りっ気が無く、舌の上で旨みの足し算が始まる。シコッとした麺も何てことないタイプ。ガシっと噛みごたえのあるハードタイプのチャーシューが数枚。どこまでもイナタイ一杯、うーん渋い。小皿に辛子高菜と紅ショウガを入れて食べる。スープには入れない。スープが壊れるからね。一壺天の辛子高菜は美味しいね、ご飯が欲しくなるよ。今日はネギが少し元気が無かったので残念だ。
郊外でこのラーメンを400円で食べれるってなんだか凄いね。
やっぱりここは店名同様、別天地なのかもしれないね。
ごちそうさまでした。
by cafeh | 2010-02-17 09:02 | 福岡市周辺