2009年 09月 22日
めんめん@三筑
こんな時間に車を走らせトンコツを求め彷徨うときにしみじみと感じるのは“ああー元祖があったらなー”って事なんです。某エライ人も書いておりましたが予想以上に自分が依存していたのにはビックリしております。・・・が、それ以上に驚いたのは確かに肉体的な欲求は強いけど精神的にはそれほど欲していないという事です。“あのガンソが無くなったっていうのに・・・アタシも案外・・さびしくないのね・・”なんて浴槽につかりながら呟いたりしております。
めんめん@三筑へ。
券売機でラーメン(500円)の食券を買い席に着く。
ラーメン 500円
第一印象は表面に浮いた脂の量と湯気から匂って来る甘い香り。どんぶりをもう少し小ぶりにしてもいいのではないのでしょうか?妙なツユダク感があって実際の80%くらいしか美味しそうに見えないのが残念です。口に含むとラードがグイっと舌に乗ってくる、舌にペターっとラードの甘みを含んだ重量感を感じて、それをグルソウが壊していきます。ベースのトンコツはライトなのでスープの旨みを感じる大半は出汁以外の素ダレを含む添加物ですが、こういう系統のスープが妙に落ち着くのはガキの頃から食ってきたようなトンコツだからなんだろね。
ラーメンの汁は全部飲んだら死ぬじぇ!ガキの頃からオヤジに脅され続けた家訓の様なものなんでしょう。なんとなく豪快にゴクゴクっとは行けない系のスープを申し訳程度にチビチビとやりながら麺を啜る。加水率が低めの麺はオーソドックスなタイプ。ややかん水臭いのはご愛敬。脂が多めのバラ肉チャーシューはパス。
ラードの甘さと科学的な添加物な何かで喉がカラカラになって箸を置くのはノスタルジックな気持ちにさせてくれます。そしてノスタルジックに乾いた喉は水差しに入れられたレモンの輪切りが爽やかな気持ちにさせてくれます。・・がここまでノスタルジックな奴を出しておいて、今更レモン水を飲まされるのはどこか照れくさくなるのは僕だけでしょうか?
さーて!仕事仕事!
最近我が社で採用した“血中トンコツ濃度測定器”です。
息をフーッとふきこんだら1/1000まで計測してくれます。
ごちそうさまでした。
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ラーメン屋INDEX
by cafeh | 2009-09-22 05:23 | 福岡市 博多区