虔十@博多駅前

虔十へ行く。“けんじゅう”と読みます。


宮沢賢治著の“虔十公園林”からとったのかな?

虔十公園林は小学校の時に読んだ。ずいぶんと昔の事だがラストが痛快な作品だったと覚えている。知的障害者の虔十という少年を通じて色んな事を考えさせられる短編だった。痩せた土地に木を植えることを思いついた虔十はみんなにバカにされます。しかし虔十は木の苗をたくさん植えるのです。痩せた土地では木は育たず背の低いミョウチクリンな林になるのですが、虔十はそこに子供たちが遊びに集まって来る事が嬉しくてしょうがないのです。やがて虔十は死に、子供達も大人になり、虔十の住んでいた村が大きな町になっていきます。すっかり変わり果てた村の姿と変わらずにあり続ける虔十の林。それを見たかつて虔十の林で遊んだ子供たちは・・?ラストは読んでみてください。


“肉そば屋 虔十”の店内に一歩入ると昭和にタイムスリップする。ホーロー看板やホッピーの提灯が泣かせる。そしてBGMがド昭和(笑)襟裳岬を聞きながら肉そばを啜ることになるとは。大将にとってここが自身の“虔十公園林”なんでしょう。


肉そば屋 虔十@博多駅前
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食券を購入しカウンターに出すと、トレーに乗って出てくるというスタイルです。少し前までは店内にイスが無く完全に立ち食い形式のお店だったのですが現在はセンターのテーブルにはイスが備え付けてありました。


肉そば 800円
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黄色い平打ちのツヤツヤした麺に赤いつけ汁。麺をジャブっとつけ汁に潜らせて手繰る。つけ汁のベースは魚系だろか?甘い味付けの汁にラー油やゴマで風味付けしたつけ汁。もっと辛いかと思ったが随分と甘辛い味付けだ。海苔と白ネギの下には牛肉が甘辛く味付けされたモノがドッサリ。麺の量も随分と多いね。食券を買う時に大盛りにしようかと迷ったけどしなくて良かった。

黄色い平打ち麺は軽くウェーブがかかっていて手繰るとドゥルドゥル♪と唇を震わせて心地よい。最近ではラーメンでも随分と平打ち麺を使うお店が増えたね。やっぱり平打ちの良さはこのドゥルドゥル感だね。

ドゥルドゥル!っと☆
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食べてもなかなか減らないね。これはほんとお腹いっぱいになります。麺をドンドン食べ進むうちにつけ汁のゴマやラー油が無くなって来て甘さだけが前面に出てくるのが少し残念。味付け肉の甘さと相まって甘さの2重奏・・。こういう味付けが好きな方には良いかも知れませんが基本的に辛党な僕には少々甘すぎました。卓上に辛味を足すホットソース系の追加調味料があると大変うれしいです。

量と質を考えたら800円と言う値段は決して高くないね。
ほんとお腹いっぱいになりますよコレは。


ごちそうさまでした。

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by cafeh | 2009-09-11 09:06 | 福岡市 博多区

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