2009年 08月 20日
皆来軒@飯塚
頭によぎるのが“メキシコの漁師”の話。この話を初めて聞いた時は“人生の幸せの意味”みたいな事を考えたのだけれども、この話のメキシコ人は社会的貢献とか物質的に満たされた生活だとかいう考えは無いタイプの人間なんだよね。だからそれが悪いという話では無いのですが・・・。例えば友人から少し上等なパーティーなんかにお呼ばれした場合に、着て行く服が無いから行けないというのと、着ていく服はあるけど行かないというのは天と地ほども違うと思うのです。アメリカ人が提案した生活は後者で、メキシコ人が過ごしている毎日は前者。
どちらも幸せに変わりは無いけど天と地ほども違うと思うとです。
少し大きな事にトライしてみようと思ってこういう事を書いています。
リンク:メキシコの漁師の話
~閑話休題~
飯塚の皆来軒へ行く。大分の佐伯にある同じ名前の店との関連性は分かりません。
皆来軒@飯塚
ガラリを引き戸を開け中に入る、意外と狭いんだなという印象。午後3時前、先客はナシ。6~7名用カウンター席と窓際の小上がり席。キャパは15名と言ったところか。ラーメンを頼み小上がりに上がる。メニューをここで初めて見る。随分とメニューが多いんだね。定食も充実していてリーズナブル。程なくしてラーメンが出来上がった。
ラーメン 350円
お母さんが“ハイハイハイ・・お待たせしましたー”と言いながら持って来てくれた。どんぶりにはスープがナミナミだ。具はチャーシューとキクラゲとネギと至ってシンプル。ずいぶんと茶色いスープ。ずず・・と吸うと醤油がキュッと効いたアッサリしたスープ、熱々だー。少し酸味がある感じが渋くて好きな感じだ。ゴツンと来るパンチ力は無いがキュッと効いた醤油に軽くバウンスする酸味、うーん渋い。。これで350円かー!よろしく哀愁で、我が琴線をコチョコチョっとくすぐる。
すこし柔らかめに茹でられた麺。やや細めのストレート麺。シコッと言うよりポクっとした口当たりの優しい感じ。キュッとしたスープにポクっとした麺、瞬発力こそ無いがこの哀愁漂う一杯は全体的には好きな感じ。
ごちそうさまでした。
by cafeh | 2009-08-20 09:30 | 福岡県筑豊地方